週末にルーマニアの映画、カンヌでPalme d'or 最優秀賞を取った4 Months, 3 Weeks and 2 Days を見ました。
私はハリウッド系よりこういう社会派やIndependent系の映画が好きだけど、気が滅入るね。落ち込んでいる時には絶対こういうのは見ない方が良いと思う。でもそれだけ心を動かす良い映画と言うこと。私は普通の精神状態で見たけど、夕食時にも関わらず食欲が失せてしまった。
舞台は20年程前のまだ共産主義のルーマニア。一人の女の子が友人の堕胎(見つかると捕まる犯罪)を助けるする為に翻弄するお話。当時のルーマニアの状況も良く分かるし、何と言ってもすごくリアル。ヒロインと友人や、彼女とボーイフレンドの会話が実にリアルで。私もあー男の人って喧嘩するとこういう謝り方するよなーといや~な気分になった。
ルーマニア人の友達は昔のことを思い出すからこの映画はあまり見たくないらしい。ヨーロッパと言っても20年前、まだソビエト連邦が崩壊する前は今と全然違った世界だったんだと思う。私はなぜか東と南ヨーロッパ系の友人が結構いるし、今はバルカンのプロジェクトをしているので興味がある。でも知らないことがいっぱいで歴史がややこしいのでもっと勉強しなゃな。
この映画お薦めです。
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